睡眠不足だと、朝起きたとき目の下にクマができる、肌が荒れるというのは女性なら誰もが実感した経験があると思います。
仕事や家事、遅くまで忙しい毎日を過ごしてしまうと、肌に悪いというのは分かっていても、現実には十分な睡眠を取れていない方が多いと思います。
ではいったい睡眠不足は、お肌にどういう影響を与えるのでしょうか?
一番大きなものはターンオーバーの遅れです。つまり、肌の生まれ変わりが遅くなってしまうのです。肌は常に生まれ変わりを続けています。皮膚の奥底で生まれた細胞は少しずつ表面へと移動し、最後に肌表面の角質となって、時が来ると剥がれ落ちていきます。これがよく耳にするターンオーバーです。
健康な肌のターンオーバーは4 週間周期で行われています(不思議なことに月経と同じ周期です)。肌の奥底で生まれた細胞は4週後に剥がれ落ちていく。毎日細胞が生まれ、また毎日剥がれ落ちているのです。この「毎日の生まれ変わり」によって肌は若々しさを保っています。
しかし、ターンオーバーが遅れがちになると、様々な肌老化や肌トラブル引き起こします。具体的には、しわ・しみ・くすみ・くま・たるみ・乾燥 etc …、言い出したらキリがありません。