眠れない、途中で目が覚めてしまうといった不眠の症状がない人の中にも、不眠症予備軍とも言える人たちがいます。
「いつでもどこでも、好きな時に眠れること」を自分の特技として自慢する人がいますが、実はこのような人は不眠症予備軍の代表なのです。環境が変わっても、時間が昼間であってもすぐに眠りに入れる人というのは、実は単なる睡眠不足が原因なのです。寝つきが良ければ良いほど、睡眠不足の程度が深刻であると言うことができます。睡眠不足なので寝つきはよく、深くぐっすり眠れます。途中で目が覚めることもほとんどありません。一見、睡眠障害はないように思えますが、朝の目覚めがひどくつらく、なかなか起きられないという症状があります。目覚めても頭がぼっーとして、午前中はほとんど集中ができなく、活力が低下し仕事の能率が悪くなります。最近は、子供から中高年まで広い範囲でこのような人たちが増加しています。