一般的には「不眠症」という言葉で知られていますが、医学的には不眠症という睡眠障害は、大きく4つのタイプに分類することできます。
(1)入眠障害タイプ
入眠障害タイプとは、いわゆる「寝つきが悪い」というもので、不眠症を訴える人の多くはこのタイプに該当します。入眠するまで常に1時間以上かかる場合は入眠障害だと言えるでしょう。
(2)中途覚醒タイプ
眠りに落ちることはできても、夜中に2回以上目が覚めてしまい、すぐにまた眠りに戻れないタイプです。眠りが浅く、ぐっすり熟睡した満足感がないのが特徴で、睡眠時無呼吸症候群、うつなどの精神疾患、ストレスなどが原因として考えられます。
(3)熟眠障害タイプ
いわゆる「眠りが浅い」というタイプのことです。 朝まで熟睡した、という満足感がないため、自分は不眠症だと考えてしまいます。
眠りに落ちることはできても、夜中に2回以上目が覚めてしまい、すぐにまた眠りに戻れないタイプです。 眠りが浅く、ぐっすり熟睡した満足感がないのが特徴で、睡眠時無呼吸症候群、うつなどの精神疾患、ストレスなどが原因として考えられます。